【実験】検索にヒットさせる画像SEO対策のテスト結果

ブログやサイトを運営されている方は、テキストだけでなく画像を使って記事を読みやすく工夫されていると思います。

記事の読みやすさやメリハリをつけるだけでなく、テキストでは表現できない事も視覚化でき、ユーザビリティを上げる要素として重要な存在です。

先日、felmat主催の「熊本×felmatセミナー」に参加した時に、テーマとなっていたのが『画像SEO』

それまであまり意識していなかったのですが、

話を聞いた上で個人的には、今後は画像SEOの精度をより高めていかねばと感じました。

Googleは画像も検索の評価対象にしている

「ついに Google Cloud Vision API のベータ版リリース！」では、Googleが提供するAPIを使って画像情報を読み取ることができると発表。

こちらの画像、GoogleのAPIによってテキスト化されています（下の部分）

もちろん、alt属性や代替テキストは以前から存在するHTML要素ではありましたが、Google技術の発展により、ユーザーに必要な情報を提供できる可能性が高まっています。

SEO対策として無視できない存在

検索ワードによっては、検索結果の一番上に画像検索結果がズラリと表示される事があるので、検索結果の上位に表示されなくてもサイトへの流入を高めるチャンスだと思いませんか？

他サイトをリサーチすると、既に画像SEO対策を行っているサイトもありましたが、まだまだ手付かずのサイトも多く見られたので今から始めておけばライバルに差をつけれるでしょう。

サイトのクリック率を高める画像SEO対策

というわけで、自分のあるサイトを使って早速、画像SEOを実践。

画像SEO対策を行い1ヶ月でどれだけ効果が出たのかデータを公開します。

ちなみに画像SEOの詳細については説明が面倒臭い、他の方のブログで詳しく解説されているのでそちらをご覧下さい。

主に対策した内容は以下の５点

理想はユーザーの目的に合わせ他と差別化しているオリジナリティの高い画像。

美味しそうなりんごの画像

まぁ、主に画像ファイルにキチンと狙いたいワードをぶち込むだけです。

以前からalt属性（代替テキスト）の設定はしてましたが、ファイル名、タイトル、キャプションまでは意識してやってませんでしたね。

この部分を意識してやる事で、

どのくらい効果が出るでしょうか？

4月16日〜5月16日の1ヶ月のサチコデータ

画像SEOのデータ

画像SEO対策する前のデータ

平均CTRは0.3%

泣きたくなるようなクリック率ですが、そもそもサイト自体の順位が低いです。

画像SEOのデータ

こちらはWeb検索結果のデータ

平均CTR0.1%と絶望的。

そう考えると画像検索からの流入も侮れませんね。

対策する内容のおさらい

これまで素材サイトからの画像を入れてましたが、画像１つ１つをしっかり編集してオリジナリティの高い画像に設定しました。

例ですが、

こういう感じの画像にアレンジ????

検索にヒットさせる画像SEO対策のテスト結果

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5月16日〜6月16日の1ヶ月のサチコデータ

画像SEOのデータ

平均CTRは0.6%

1ヶ月でクリック率が0.3%上昇しました。

表示回数や平均順位はさほど変わりませんがオリジナリティの高い画像に差し替えた事でクリック率が高まったのかなと予想。

画像SEOのデータWeb検索結果ではクリック率が0.1%上昇

表示回数や平均順位が上がってるわりにはクリック率はほとんど上がりませんでした。

まとめ：画像SEOは効果あり

商標の複合ワードだと検索結果で9位の自サイトが画像検索では1位に表示されていたりと、このように別角度で攻める事もできるんじゃないかなーと思います。

今後も画像検索での需要も高まってくるでしょうし、他との差別化を考えるのであれば画像SEOは重要なSEO対策と言えます。

実験的に行ってみましたが、

今後も画像SEOは抜かりなくやっていくべきだと感じました。

検索にヒットさせる画像SEO対策のテスト結果…でした。