中古ドメインは.comより.jpが良いのか?60個のサイトを作って見えた自分なりの仮説

 

中古ドメインは「.com」より「.jp」の方が良いのか?

はたまた「.net」「.org」「.info」「.biz」「.xyz」が良いのか?

 

中古ドメインを選ぶ時、トップレベルドメインはどれを選ぶべきか迷いますよね。

トップレベルドメインとは?
前項で、「DNSは『.』で区切られた順に右側から検索を行う」と述べましたが、ドメインの中でも「.」で区切られた最も右側の部分をトップレベルドメインと呼びます。
このトップレベルドメインの文字列によってドメインの種類が分かれており、特徴が異なります。
ここではその種類について解説します。

出典:ドメインとは?をわかりやすく解説します | カゴヤのサーバー研究室

 

最近は「.jp」の中古ドメインが上がってきやすいとも言われていますが、自分で検証してみないと分からないのが僕の本音です。

 

というわけで、2018年12月にバラまいていた「.com」と「.jp」の中古ドメインが30個ずつあったので検証してみました。

 

先に結論を書いちゃうと、

.comでも.jpでも上がるドメインは上がる

です。

 

作ったサイトの統計を見てみると

「.jp」のドメインの方が順位の付きは良いです。

 

でも、

「.jp」だから順位が付きやすい、上がりやすい。

 

というわけではなく、「.jp」の方が上がりやすい条件のドメインが多いが正しいと思います。

その辺りの理由なども含めた結果や、簡易ですが中古ドメインのサイトの作り方も交えてまとめています。

中古ドメインの運用を調べてる方や興味がある方は読んでみてください。

 

 

.comと.jpの中古ドメインでサイト30個ずつ作った結果

「.com」と「.jp」の中古ドメインでサイトを30個ずつ、計60個作りました。

2018年12月3日に作り、1ヶ月ほど放置してた寝かしてたのを一気にチェック。

早い時は2週間ぐらいで伸びてるドメインをメインサイトに切り替えるのですが、良い感じのが出てこず1ヶ月ほど様子見していたわけです。

なぜ60個もサイトを一気に作るのか中古ドメインでサイトをたくさん作る理由で簡単に解説しています(下にジャンプするよ)

 

.comの中古ドメインサイト30個の結果

「.com」ドメインで30個作って感触があったドメインは3個ほどだけ。

  • ホームラン・・・0
  • スリーベース・・・0
  • ツーベース・・・1
  • ヒット・・・2
  • アウト:27

lsamu

中古ドメインの表現のクセがすごい

自分なりのドメイン評価なので精度は低いですw

全然ダメと思ってたサイトが数ヶ月後に急に伸びてくるって事もあるのであまり宛てにはなりませんが、これまでの経験と勘である程度の指標を決めます。

 

ツーベースの中古ドメイン

ボリュームの少ない(1000以下)「商標+◯◯」の複合ワードであれば1ページ目に食い込んでくるのもありました。

これはツーベースの.comドメイン。

 

.jpの中古ドメインサイト30個の結果

「.jp」ドメインで30個作って感触があったドメインは11個

.comに比べると打率は上がっています。

  • ホームラン・・・0
  • スリーベース・・・2
  • ツーベース・・・6
  • ヒット・・・3
  • アウト:19

lsamu

ホームランレベルは中々見つかりません

GRCのデータ

スリーベースの中古ドメイン

CV率が高い「商標+◯◯」の複合ワードでジワリと上がっていき、1ページに食い込んできています。他のワードでもこういう順位の付き方をしていて全体的に良い感じです。

このあとすぐにコンテンツ入れて仕上げました。

 

中古ドメインは.comより.jpの方が上がりやすいという事もない

上記の結果を見ると中古ドメインは.jpの方が上がりやすいのかと思っちゃいますが、冒頭でもお伝えした通りそんな事はないです。

lsamu

そもそも母数が少ないので何の答えにもなっていませんが…

結局、何が言いたいかというと「.com」や「.jp」などのトップレベルドメインだけで判断してはいけないということ。

 

強いドメインは.comだろうと.jpだろうと関係なく上がります

その他、.netや.infoなどはそもそも取得していないので分かりません。理由は.comなどに比べると数が少ないからです。

 

自分でドメインを選ぶ事で見えてくる勝利の方程式

僕は自分で中古ドメインを選定して取得しているのですが、順位が付いた.comと.jpを分析しているとある共通点が見えてきます。

その共通点でドメインを探していくと.jpが多いことに気づきました。

さらに深堀してリサーチしていくと、.jpの方がある共通点が多いという傾向を見つけることができました。

 

なので.comより.jpの方が上がりやすい、という事ではなく上がりやすいドメインの基準として.jpが多い傾向があるという持論に着地しました。

lsamu

中古ドメインを自分で選定していると、こういった仮説 × 検証でドメインの特徴や傾向などが掴めてくるので楽しいです。

とはいえ、人から聞いた情報も多いので上がりやすいと思われるドメインの特徴や傾向などは教える事はできません。。。m(_ _)m

1つ言える事は、最近は.comより.jpでドメインを取得する事が増えています。

 

もちろんこれは僕の仮説ですし、たまたま選んでる.jpドメインが強いだけかもしれません。

しかし、それでも仮説を増やしていけばドメイン選定の基準が上がりますし無駄な中古ドメインを取る回数も減ってきます。

.jpドメインを取得するならwhois代行登録もできるスタードメインがおすすめ。A8.netではセルフバックもあるので普通にドメイン買うよりちょっぴりお得です。

 

中古ドメインはガチャ

誰かが言っていましたが「中古ドメインはガチャに近い」という表現はピッタリだと思っています。どんなに優れたアフィリエイターでも百発百中で当たりドメインを手に入れるのは難しいでしょう。

しかし、当たりドメインを手に入れる確率を高める事は可能です。

ハズレの中古ドメインを減らせる事ができれば、無駄な出費が減りますし、次のサイトを作るスピードも上がります。

 

SEOは仮説 × 検証

中古ドメインに限らずSEOは仮説 × 検証が大事だと思っています。

だからこそ、自分で色々と実験してみる事がSEOのレベルを上げる重要なステップです。

あれ、なんかめっちゃ話が脱線してません?(汗

 

もう一度まとめると.comより.jpの方が上がりやすい、という事ではなく上がりやすいドメインの基準として.jpが多い傾向があるというのが今回の検証結果の結論です。

もちろん、ジャンルやサイトによってドメインの順位の付き方は全く違いますので参考程度にしてください。

 

むしろ

「その考えは間違っている」

「こういう考え方もある」

というようなコメントを貰える方が僕は嬉しいです。

 

最終的に信じられるのは自分のデータです。

 

中古ドメインでサイトをたくさん作る理由

ブラックSEOをやっている方なら分かるかと思いますが、60個のサイトを作ったのはあくまで強い中古ドメインを見つけるのが目的です。

中古ドメインでサイト30個ずつ作った結果に戻る

具体的なやり方などは「中古ドメイン 使い方」などGoogleで検索して調べて下さい。

 

【簡易】中古ドメインのサイトの作り方

サイトの詳細
  • 商標サイト
  • トップ+個別5記事
  • ツール記事

よくある商標サイトです。

トップページは口コミで狙っていき、個別はその他の複合ワード。

 

記事はCワードなどの記事自動生成ツールを使っています。

自動生成ツールは中古ドメインの順位の付き方をチェックする初期SEOによく使われています。

詳しくはCワードの開発者である近藤さんのブログを読んでみてください。

参考 Cワード、ゴーストの違いアフィリエイト近藤、片山

>> Cワードの詳細はこちら

 

順位が付いてきたら、コンテンツを入れてサイトを肉付けしていきます。

作り方はなかじさんのブログが参考になります。

(というか商標サイトの作り方はなかじさんの記事を参考にしました。)

参考 サイトアフィリエイトで月20万円稼ぐ方法 その2アフィリノオト

なかじさん記事の場合は新規ドメインからメインサイトを作ってますが、僕の場合は中古ドメインにしています。

理由は、中古ドメインの方が順位が早く付くからです。

順位が早く付く=売上が早く発生する

シンプルです。

スピード感を出したいなら中古ドメイン一択かと思います。

 

良い中古ドメインと悪い中古ドメインの選び方

感触の良いドメイン(当たり)をメインサイトにしていきますが、それ以外のドメイン(ハズレ)はサテライトサイト(バックリンク)にします。

これも10年ぐらい前からある方法ですが、

同じキーワードでサイトを沢山作って
上がったのを1軍で作りこむ。

上がらないのは2軍でバックリンクになる。

ただこれだけの方法です。

出典:こんなアフィリエイトの手法 | アフィリエイト近藤、片山

上記の近藤さんは1軍2軍に分けていますが、僕の場合はホームラン、スリーベース、ツーベース、ヒット、アウトの4段階に分けています。

 

  • ホームラン・・・メインサイト(1語、2語のビッグワード)
  • スリーベース・・・メインサイト(1語、2語のビッグワード)
  • ツーベース・・・サブメイン&サテライト(3語のミドルワード)
  • ヒット・・・サブメイン&サテライト(3語のミドルワード)
  • アウト・・・サテライトサイト(バックリンク)

 

やり方は人それぞれですが、僕はできるだけ購入したドメインに働いて欲しい派なのでメインにするほどでもないけど、惜しいと感じるドメインであればサブメインにしています。

被リンクも送りつつ案件も狙いにいく作りこんだサテライトサイトともいうべきでしょうか。

大体スリーベース以上のドメインがメインサイトになり収益を生んでくれます。

 

ざっくりした中古ドメインの選定基準

ホームラン&スリーベース

GRCのデータ

ホームラン&スリーベースの中古ドメイン

曖昧ですが、ホームランはサイト作成して数日で商標ワードの上位に表示されるドメイン。

上の画像はすぐには順位付いてませんが、1週間ぐらいしてから緩やかな右肩上がりし始めた良いドメインでした。

基準が違うので参考程度ですが、中古ドメイン屋さんで5万〜10万ぐらいで売られているドメインに匹敵する感じでしょうか。

となると、50万〜100万クラスのドメインは代打満塁サヨナラホームランですな。

 

ツーベース

GRCのデータ

ツーベースの中古ドメイン

ツーベースは1〜2週間ほどで順位が付いて、その後少しずつ右肩上がりで1ページ目付近にいく感じ。

ヒット

GRCのデータ

ヒットの中古ドメイン

こちらも1週間〜2週間ほどで順位が付くが、その後4〜5ページ目をウロついてるやつ。順位は低いが一定の期間順位が付いてるので全くダメという事はない(コンテンツ入れたらワンチャン上がるかも)

アウト

GRCのデータ

アウトの中古ドメイン

一瞬だけ順位付くけど、すぐに消えてその後「チャドの霊圧が消えた」かのように何もないドメインはアウツ。他のワードも全部こんな感じだったらアウツ。

この場合、サテライトサイト行きになりますがURLとサイト名でも順位が付いていない場合は、ペナってる可能性も高いので僕は破棄します。

 

これまで紹介した順位は全てツール記事をぶっこんだ中古ドメインです。ここからメイン、サブメイン、サテライトに分けていくわけです。

良い感じに順位が上がってきたのに、手を加えるとガッと順位が落ちるケースもあるので中古ドメイン難しいです…。

>> 作業効率がグッと上がるCワードの購入はこちら

 

まとめ:.comでも.jpでも強いドメインは強い

  • .comでも.jpでも上がるドメインは上がる
  • 「.jp」の方が上がりやすい条件のドメインが多い
  • 中古ドメインはガチャ

 

 

 

冒頭でもお伝えした通りです。

上がる時はどんなトップレベルドメインでも上がります。

「これは絶対に当たりだろ!」と思ったドメインが全然順位付かなかったり、逆に「これ微妙だな〜」と持ったドメインがめちゃくちゃ強かったりするので実際にサイトを作ってみないと分かりません。

自分の基準も100%の確率で良いドメインと巡り会えるわけでもありませんし、これまで多くの当たりドメインを逃しているかもしれません。

それでも初めて中古ドメインを探していた時よりかは目利きが多少できるようになったと実感しています。

 

数で選ぶなら.comドメインがおすすめ

というわけで、中古ドメインは「.com」や「.jp」だけで判断するのはいけないという事です。

それに「.jp」のドメイン代って1つ2,000円前後するから高いですよね。中古ドメイン屋さんで買うと安いドメインでも3倍以上の値段を取られます

 

「.com」ドメインなら1,000円前後で購入できるので投資を抑えてたくさん中古ドメインをバラまきたい人は「.com」ドメインの方をおすすめします。

lsamu

資金に余裕があるなら「.com」と「.jp」どちらも使うべきかなと僕は思います

 

「.com」と「.jp」のドメインを取るならお名前.comスタードメインにするべきです。

なぜ、この2サービスを推すのか、

どちらもA8.netでセルフバックできるからです。

どちらのサービスも「.com」「.jp」のドメインであれば100円セルフバックで返ってきます。

>>  A8.netに登録していない方はこちらから

 

金額は小さいですが、たくさん中古ドメインを量産するのであればバカにはできません。

lsamu

塵も積もれば山となるです

時期によってセルフバックの金額が上がる事もあるので、その時に合わせて大量購入するのも良いかもしれません。

.comを取得するなら・・・お名前.com

.jpを取得するなら・・・スタードメイン

 

理由はお名前.comの方が「.com」が安いからです。(790円 ※2019年1月9日時点)

スタードメインは「.jp」をwhois代行してくれるからです。(お名前もwhois代行はあるが、名前だけ表示されてしまう)

 

 

以上、中古ドメインは.comより.jpが良いのか?60個のサイトを作って見えた自分なりの仮説…でした。

5 COMMENTS

斉藤

はじめまして!
中古ドメインの運営についてとても勉強になりました。
ひとつ質問させてください。

中古ドメインの当たり外れ判定するさいのサーバーはおそらくIP分散サーバーだと思うんですが
当たりのドメインを引いてメインにする場合はエックスサーバーなどに移転するんでしょうか?
それともIP分散サーバーのまま運営していくのでしょうか?
よろしくお願いします。

返信する
lsamu

コメントありがとうございます!

>当たりのドメインを引いてメインにする場合はエックスサーバーなどに移転するんでしょうか?
はい、移転します。
IP分散サーバーは容量が少ないので、基本的にメインサイト向きではありません。
アクセスが増えるとサイトが落ちる可能性もあるのでメインを決めたらエックスサーバーなどに移転します。

ボリュームの少ないワードのペラサイトなどであれば、分散サーバーにそのまま置いてても良いかなと思いますが基本は移転することを推奨します。

返信する
斉藤

ありがとうございます!
私も移転しようと思います!

続けての質問で申し訳ないんですが当たり判定はcワードの記事を入れたのみでしょうか?見出しの作成などはしてらっしゃいますか?

私は
サイトタイトルを商標+口コミ
ページタイトルを商標+口コミ
中身はCワードを入れるだけ

にしてるんですが、順位がつかないものばかりです。
isamuさんのやり方もこんな感じでしょうか?
よろしくお願い致します。

返信する
lsamu

>当たり判定はcワードの記事を入れたのみでしょうか?見出しの作成などはしてらっしゃいますか?
タイトルと見出し(h2のみ)は作成します

最初のうちは見出しで拾ってる感じもあるので、

見出し>文章

で考えた方がいいかもです。

返信する
斉藤

お久しぶりです。

以前は質問に対し丁寧な回答ありがとうございました!
おかげさまで、2件の発生をさせることができました!
まだ商標+口コミで1〜2ページ目をうろうろしてるので上げられるように頑張ります。
そして他のサイトも上がってきてるのでこれからどんどん発生させていきたいです。
まずは玄海師範のとこへ行ってきます。

イサムさんのブログ好きなので更新されるの楽しみにしています!
本当にありがとうございました!

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